妊婦が日々の生活において注意すべき点って?

大切な赤ちゃんをお腹の中で育てている妊娠中は、生活するうえでどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。姿勢、運動、食べ物、飲み物、移動、旅行など、注意しなければならいことは多岐に渡ります。ここでは、気を付けなければならない点と、負担をかけない行動について説明します。

無理な姿勢や激しい運動は危険

無理な態勢を取ると体の筋肉を傷めてしまう場合があります。例えば急に背伸びをするとお腹が引っ張られて痛みが生じることや、筋肉がつってしまうことがあります。妊娠中でなくとも急に無理な姿勢をとることで痛みが生じることがありますから、妊娠中はなおさら急な動きによるお腹への負担と痛みに気を配らなければなりません。高いところにある物を取るときなども体が伸びやすいので注意が必要です。

背筋を伸ばす女性妊娠中は運動不足になりがちなので、適度な軽い運動やお産のための体力作りはある程度取り入れても問題ありません。しかし、あまりに激しい運動をすると胎盤が痛むことや、早産や流産になるといった危険があります。球がお腹に接触する可能性のある球技、転倒の恐れがある激しい運動は控えるようにしましょう。

妊娠中におすすめの運動は軽いウォーキングや室内でのストレッチ運動です。どういう運動を取り入れたほうがいいかは個人差もあるので、かかりつけのお医者さんと相談しながら自分に合った運動を取り入れていきましょう。

食べ物・飲み物・嗜好品について

糖分と塩分

カップラーメン妊婦における糖分の摂りすぎは「妊娠糖尿病」になるリスクがあります。妊娠糖尿病によって妊娠高血圧症候群になる、あるいは早産や流産、胎児の肥満化といった危険性が出てきます。また、塩分の摂りすぎも同様に妊娠高血圧症候群の危険性が高まります。塩分や添加物が多く入ったインスタント食品やカップラーメンはなるべく控えたほうがいいでしょう。

ビタミンAや水銀が多く含まれるもの

マグロの刺身動物性のビタミンA(レチノール)が多く含まれた食品を過剰に摂取すると奇形児になってしまうおそれがあります。ビタミンAを多く含む食品にはうなぎやレバーなどがあります。

水銀を多く含む食品も母体に悪い影響をもたらします。体内の赤ちゃんは摂取した水銀を排出することができないのでその悪影響を被りやすいのです。マグロやカジキを使った加工食品には水銀が多く含まれていることが多いで注意が必要です。

カフェイン飲料とアルコール

アルコール類体内の赤ちゃんはカフェインを体外に排出するのに時間がかかります。そのためコーヒーなどのカフェイン飲料を過剰に摂取すると赤ちゃんの体内に成分が大量に留まってしまい悪影響が出る可能性があります。

同じように赤ちゃんはアルコールを体外に排出するのに時間がかかるため、妊婦が過剰にアルコールを摂取してしまうと赤ちゃんのほうが強く酔っぱらってしまいます。もともと赤ちゃんはアルコールに対する免疫力が低いですから、アルコールの悪影響で未熟児・障害児として生まれてしまう場合や、胎児性アルコール症候群になってしまう危険があります。

移動や旅行における注意点

車や自転車に乗る場合

車を運転する女性当然のことですが車に乗るときは必ずシートベルトをしましょう。ただし、シートベルトをきつすぎるとお腹の負担になることもあるので、なるべくお腹の膨らみを避けてシートベルトをしてください。

車の運転においては振動が激しくなりやすいデコボコ道は避けましょう。妊娠初期は、つわりなどで運転中に気分が悪くなりやすいので、長時間の運転は避けたほうが無難です。

自転車は転倒の恐れがあり危険です。車で移動できないときはバスや電車などの公共機関を使って移動を行いましょう。電車を利用する場合はできるだけ満員電車を避け、女性専用列車に乗るように心がけてください。

旅行に行く場合

旅行のプラン夫婦によっては妊娠後に思い出作りとして旅行を計画するケースもあるようです。しかし、妊娠初期は体調が悪くなりやすく旅行先で体調が悪化してせっかくの旅行が台無しに・・・ということにもなりかねません。そのため旅行に行く場合は旅行先の環境や食事の良し悪しをしっかりと調べたうえで体に無理のない旅行プランを立てるようにしてください。

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